ジオフェルンZ／ヤマイモ抽出物（ジオスゲニン）高含有.高齢化社会の新しい栄養機能食品

　通所サービスのひとつ、その施設をデイケアセンターと言います。介護保険では、デイケアを通所リハビリテーションとも呼び、介護職員のほかに理学療法士や作業療法士が置かれることになっています。デイケアでは認知症の人も通所していますが、認知症の人に合わせたケアを提供する認知症の人だけをみるデイケアは少なく、身体障害の人と一緒にケアを受けていることが多い。医療保険では、精神科病院や精神科診療所に併設される「重度認知症患者デイケア」があります。
　介護保険でのデイケアとデイサービスとは実態として大きな違いはありません。なおデイケアにも介護家族の休息を提供するというレスパイトケアの役割ｊも持っています。

　通所サービスのひとつ、その施設をデイサービスセンターと言います。介護保険では、デイサービスを通所介護とも呼び、専ら介護職員がサービスを提供し、医療職は看護師のみのところが多い。デイサービスでは認知症の人も通所していますが、認知症の人に合わせたサービスを提供する認知症の人だけをみるデイサービスは少なく、身体障害の人と一緒にサービスを受けていることが多い。
　介護保険でのデイサービスとデイケアとは実態として大きな違いはありません。なおデイサービスにも介護家族の休息を提供するというレスパイトケアの役割ｊも持っています。

　人の脳の神経細胞は１分あるいは３分間酸素が遮断されると死滅すると言われています。窒息、心筋梗塞、全身麻酔中の事故などで脳の血流が一時的に止まったりして、脳の広範囲で低酸素状態が長くなると神経細胞が非可逆的に死滅した状態が低酸素脳症です。重度では意識がほとんどなく痛みにも反応しない「植物状態」になりますが、軽度では注意散漫になったり物忘れが目立つ認知症の状態の場合もあります。死滅した脳の神経細胞の再生はないので（もっとも脳のある部分では神経細胞は再生するとの報告がある）、状態は固定します。認知症の状態も進むこともなければ改善することもありません。

電話相談は介護家族にとって貴重です。家に居ながらにしてまた匿名でも相談を受けてくれます。わが国で最初に電話相談を始めたのは、社団法人呆け老人をかかえる家族の会で１９８０年です。その後、都道府県、市町村、社会福祉協議会、医療機関、介護施設、その他の団体が行っています。呆け老人をかかえる家族の会の電話相談の特徴は、介護経験のある家族らによる相談であり、現に介護している家族に共感しながら家族の立場に立った相談できる特徴がある。さらに自らの経験のみに基づかないように、また電話相談の方法について研修を受けながらレベルを向上させています。地域的な電話相談としては、我が国で最も長期に続けている社団法人呆け老人をかかえる家族の会東京都支部の「ぼけ１１０番」です。

　Diagnostic and Statisitical Manual of Mental Disorders , 4th edition（精神障害の診断と統計の手引き、第４版）の略称。アメリカ精神医学会は以前より精神障害の診断基準は提唱してきましたが、１９９４年の第4版の診断基準が最も新しいものです。この診断基準は小児と成人の精神障害について比較的簡便で実用的な基準を示しています。この基準にある認知症（英語ではDementia）の診断基準が世界的にも日本でも最も広く使われています。もっともDSM-Ⅳでは、認知症そのものの基準はなく、アルツハイマー型認知症、血管性認知症と分類され基準が示されており、これらに共通する認知症の部分を基準として使われています。アメリカ精神医学会は2000年にDSM-Ⅳ-TRを公表しましたが、認知症についての変更はなく、DSM-Ⅳが最も一般的に使われています。