ジオフェルンZ/ヤマイモ抽出物(ジオスゲニン)高含有.高齢化社会の新しい栄養機能食品

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ハンチントン病

 脳内の線条体と呼ばれる部分にある細胞が失われることによって中年期に起こる進行性で遺伝性の病気です。1800年代後半にアメリカのハンチントン医師が報告したので名前がついています。「ハンチントン舞踏病」と言われていましたが、舞踏様の症状が共通するものではないのでハンチントン病と呼ぶようになりました。意思のとおりに動けないこと(舞踏様など不随意運動)、不安定な感情、そして認知症が主な症状です。

パーキンソン病

 手が震えて箸が持ちにくく身体が固くなり小刻み歩行で歩きにくいなどの全身的な運動障害の神経系の病気です。1900前半にイギシスのパー
キンソン医師が報告したので名前がつけられました。一般に進行性であり、最期は常時臥床状態となることが多い。進行したパーキンソン病の人で認知症症状を示す場合が少なくありません。パーキンソン病は、抗パーキンソン剤という薬で改善しやすいのですが、その効果が減退することが多い。
パーキンソン病症候群という病名は、パーキンソン病とパーキンソン病に似た症状を示す他の疾患によるものを含める場合と後者のみを示す場合とがある。後者についてはパーキンソンニスムとも言い、脳血管障害性パーキンソンニスムと呼びます。
なお、日内で変動する認知機能、パーキンソン病様症状、幻視の症状があるレビー小体病と認知症を伴うパーキンソン病とは判別が困難なことがあります。

パーソン・センタード・ケア

 Person-centered Careの音訳。その人中心のケアの意味で、認知症の人を人間としての価値を認め、その人が生きてきた世界を受けれながら、その人の思いにそった環境のなかで個別的なケアを行うという視点の認知症ケア。

徘徊

状態  
 認知症に特徴的で対応が難しい行動です。「徘徊」は広く使われているが、余り適切な用語ではないと思います。また徘徊の定義はないようですが、三宅は「目的があるか、あると思われる、またはないと思われる不適切な移動」と定義しています。 徘徊といわれる行動には、全く理由もなく目的もなく動き回っていることは少なく、家に帰るとか、子供を迎えにゆくとか認知症の人なりの目的があると思われます。しかしその目的を達成しようとするのに適切な移動行動がとれないがために結果的に家に帰らなかったり、行方不明になるのです。認知症の人の徘徊には、記憶障害、判断の障害、見当識障害などから生じるわけですが、それには3つの背景があると考えます。 
背景
 第1の背景は、軽度の認知症の場合で買物に出かけて通いなれた道であれば迷わずに家に帰れるが工事などにより周囲の様子が少し違っているだけで帰宅方向に迷い家に帰れなくなる場合です。第2の背景は、なんとなく家や施設にいて居心地が悪くて外出しその結果、徘徊してしまう場合です。第3の背景は、住み慣れた家にいても「家に帰る」という場合です。住み慣れた家のはずなのですが、認知症の人が昔に生きている状態であると現実の家と昔の幻の家が合わないようです。昔の幻の家では、夕方には子供達の声がして賑やかなはずが、現実の家はとても静かであることから自分の家のようには思わないようです。
対応
背景によってことなりますが、第1の場合は外出時に道に迷うかどうか確認しておく必要があり、一緒に外出しなければならないかもしれません。第2の場合は、そこに居る理由を説明するなり、紙に書いて玄関なりに張っておくとよいかもしれません。また認知症の人は知的機能は低下しても感情は残っているので居心地よい雰囲気づくりの工夫をすることも必要です。それでも外出しようとする時はと話しかけて外出を押し止めるような説得をするのではなく、話しをそらせて外出しようとしたことを忘れてしまうこともあります。「家に帰る」という場合は、昔の世界を受け入れ一緒に外出し、行くべき道がわからなくなったり疲れた頃をみはからって「今日は遅いから私の家に泊まりませんか」とさそうとよいかもしれません。
 しかし徘徊は一日何回も毎日のように続きます。そのために玄関に「外出感知機」を備え外出する時に警報が鳴るようにしたり、「迷子札」を老人のプライドに配慮し小さいが他人の目につくように衣服に縫っておいたり、靴の横に自宅の電話番号を書いておくなどしておく必要になります。また「徘徊高齢者早期ネットワーク」を地域に設けることも有用です。

徘徊高齢者早期発見システム

 1990年代前半に北海道釧路市で導入され、その後全国各地の警察署管内で普及しつつあるシステムです。「SOS早期発見ネットワーク」などとも呼ばれています。これは警察署が中心となり、市区町村、社会福祉協議会、保健所、消防署、バスやタクシーの交通機関、ガソリンスタンド、コンビニエンスストアなど地域の諸団体が加盟・連携して徘徊する認知症の人を早期に発見し保護し生命を守ろうとする取り組みです。介護家族が徘徊時または前もって警察に届けておくことでシステム参加団体にその事例が連絡され早期発見につなげる。このシステムによって、徘徊高齢者の早期発見が増えただけでなく、認知症の人とその家族の問題について地域的な認識が拡がるといった効果も上げている。最近は認知症の人は車や新幹線を使で遠方へ徘徊することもあり、全国的なシステムの構築が求められています。
また最近、同様のシステムを導入する市町村もあります。
なおアメリカでは、アルツハイマー病協会がSafe Return(安全帰宅)という全国的な早期発見早期保護のサービスを提供しています。低料金の登録料でペンダントやブレスレットが渡され、全国どこにいても24時間体制で連絡を受け付けています。

排尿障害

 尿の排泄には脳の中枢神経から尿が通る尿道の括約筋にいたるさまざまな神経や筋肉が目的にかなって働いています。従ってこのどこかの部分が障害されると排尿障害が起こります。脳梗塞では排泄の司る中枢神経が障害されて起こる場合(失禁)、アルツハイマー病での認知機能の低下による場合(失禁)、首の脊髄損傷による場合(膀胱に多量の尿の貯留)、骨盤内手術時の神経損傷による場合(随意排尿困難)、膀胱炎による場合(頻尿)、膀胱括約筋の低価による場合(失禁)などがあります。排尿障害は、全く尿がでない尿閉、膀胱の多量の尿がたまって始めて起こる排尿(溢尿)、意思に関係なく排尿する失禁などの形あります。排尿障害の原因と症状によって治療や介護の方法が異なります。
 認知症の場合は失禁のことが多いが、わかりやすいトイレの場所、使いやすい便器、トイレの近くで寝起きする、定期的なトイレ誘導、安心パンツなど症状や程度に応じて多面的な工夫が必要です。
さらに男性では前立腺肥大による尿閉、女性では神経性膀胱による頻尿が加わることが多いので、薬による治療を試みるのもよいでしょう。

長谷川式簡易知能評価スケール

 わが国で認知症の判別に最も汎用されている知的機能を判定する心理テストです。1974年に長谷川和夫(認知症高齢者介護研究研修東京センター長)が開発・発表し、その後1991年に改訂版(略称:HDSーR)が発表されました。9の質問項目で20点以下を認知症と判断する比較的簡単で多くの人に短時間で行える利点があります。また経過を追って認知症の状態の変化を把握することに利用することもできます。なおテストを行う時は被験者にできるだけ目的を説明しておく必要があり、説明できない時でも慎重に行うことです。その理由は、テストであるために認知症の人が試されているという印象を与え、テストを拒否したり非協力的になることがあるからです。また質問項目があまりに簡単であるために正解できる場合もできない場合も被験者の感情を害しやすいからです。こうしたテストの問題点を知りながら注意を払って慎重に行いたいものです。このテストの点数だけで認知症の判定は避けるべきで診断を補助する資料であり、診断は臨床的に行われるものです。このテストは簡便で正解率が約90%と言われ優れたものですが、後から開発発表されたよく似たミニメンタルステート検査(MMSE)が世界的に広く使われていることなどから、日本でも医療分野ではHDS-Rは使われことが少なくなりつつあり、専ら介護保険の関係で使われています。

 

改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)

氏 名           年 令    (男・女)      年  月  日生

 

質 問 内 容

配点

お年はいくつですか?(2年までの誤差は正解)

0,1

今日は何年の何日ですか?何曜日ですか?
(年、月、日、曜日が正解でそれぞれ1点ずつ)

0,1
0,1
0,1
0,1

私たちがいまいる所はどこですか?
(自発的にできれば2点、5秒おいて家ですか?病院ですか?施設ですか?のなかから正しい選択をすれば1点)

0,1,2

これから言う3つの言葉を言ってみて下さい。あとでまた聞きますのでよく覚えておいて下さい。
(以下の系列のいずれか1つで、採用した系列に○印をつけておく)
1:a)桜 b)猫 c)電車
2:a)梅 b)犬 c)自動車

0,1
0,1
0,1

100から7を順番に引いて下さい。
(100-7は?、それからまた7をひくと?と質問する。最初の答えが不正解の場合、打ち切る。それぞれ1点。)

0,1
0,1

私がこれから言う数字を逆からいって下さい。
(6-8-2,3-5-2-9を逆に言ってもらう。3桁逆唱に失敗したら、打ち切る)

0,1
0,1

先ほど覚えてもらった言葉をもう一度言ってみて下さい。(自発的に回答があれば各2点、もし回答が無い場合以下のヒントを与え正解であれば1点)
a)植物 b)動物 c)乗り物

a:0,1,2
b:0,1,2
c:0,1,2

これから5つの品物を見せます。それを隠しますのでなにがあったか言って下さい。(時計、鍵、タバコ、硬貨など必ず相互に無関係なもの)

0,1,2
3,4,5

知っている野菜の名前をできるだけ多く言って下さい。(答えた野菜の名前を右欄に記入する。途中で詰まったり、約10秒間待っても答えない場合はそこで打ち切る)
0~5=0点、6=1点、7=2点、8=3点、9=4点、10=5点

0,1,2
3,4,5

満点30点 20点以下 認知症 21点以上 非認知症

合計点数

 

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